サイズについて

帽子のサイズ

帽子のサイズとはビン皮部分の内周で、専用器具にて計測しています。
帽子を購入する際には、頭のサイズに1cm(人差し指が入るくらい)大きめを選ぶとよいと言われています。

制帽類は一般帽子のような後ろのアジャスターやゴムなどのサイズ調整がないので、
通常1cm毎に製造しています。その為、種類多岐となり在庫しにくいと言えます。

頭のサイズの測り方

前頭部から後頭部へ平らにぐるりと1周を柔らかいメジャーなどで採寸します。

既にお持ちの帽子サイズを確認する方法もありますが、同じサイズ表記でも生産国やメーカーによりサイズが異なることがあります。

帽子サイズ計測器でのサイズ計測

帽子のサイズが小さい場合

大きくすることはまず出来ません。
一般帽子の場合であれば、引っ張り広げて置いておくことで、生地を伸ばすこともある程度可能なことがあります。(生地にストレスがかかりますので、お勧めはできません。)
しかし、官制帽などは腰芯(ポリ芯)などが入っていて、まず伸びません。

帽子のサイズが大きい場合

ビン皮の裏に詰め物をすることである程度対応できます。
詰め物は厚紙やスポンジ状のものが使われます。

お手入れ

日常のお手入れ方法

高温多湿の環境下では、帽子は通気性が良くないこともあり、
生地をメッシュ生地にしたり、肌に接するビン皮・腰芯に穴開きの材料を使用するなど、通気性を工夫されているものがあります。

お手入れ方法としては、
1.ビン皮についた汗・汚れを日常的に(固く絞った)タオルなどで拭く。

2.通気の良い日陰で干して乾燥させる。
  ※日なた干しは退色、吊るし干しは型崩れの原因となることがあります。

【雨などで濡れた時】
官帽類に水は大敵です。退色・型崩れなどの原因となります。
(製品によりある程度、耐水考慮されているものもあります。)
水を拭き取り、形を整え日陰で干してください。
出来ればビニールカバーなどを使用して、そもそも雨を防ぐのが最もよい方法です。

洗濯について

官制帽・学生帽類は原則洗濯できません。
官制帽類は外から見えない箇所に金属・紙系素材が使われていることもあり、生地傷み・退色・型崩れなどの原因となります。
(つけ置き程度の洗濯を考慮されているものもあります。)

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